2012/06/21

院長日記

シミの治療について

先日の台風、すごい風雨でしたね・・。
さて、6月も後半、紫外線もピークに向かっています!

前回は顔にできるシミのお話をしましたが、今回はその治療をお話したいと思います。

シミはメラニンが増えることで出来てしまうということはご存知だと思います。

よって、治療は
①メラニンをそれ以上増やさないようにする。
②作られてしまったメラニンを壊すまたは、追い出す。
という方法になります。

①のメラニンを増やさないようにする方法は、メラニンを作るきっかけやその材料となる物質をなくすということになります。
その役割をする代表選手が、ビタミンCやハイドロキノンです。
紫外線を浴びると、体が活性酸素を作り、「メラニンを増やせ!」と指示を出すのですが、ビタミンCはこの活性酸素を壊す役割があります。
また、ハイドロキノンは、メラニンが作られる時に必要なチロジナーゼという物質の働きを抑え、メラニンを作られにくくしたり、メラニンが作られる細胞を壊す働きもあります。

そして、②の作られたメラニンを壊す方法。これは、①より積極的な方法で、効果も高くなります。
レーザーやフォトフェイシャル(IPL)がこの方法の代表選手です。
これらは、メラニンにパワー(熱)を与え、そのパワーでメラニンを壊す働きがあります。

レーザーはIPLに比べると、メラニンだけに効果のあるパワーを最大限に持っているので、1~2回でシミを治療できます。
ただし、シミに効くレーザーは、それ以外の効果はありませんし、レーザーを照射することで逆に悪化させてしまうこともありますので、要注意です。

それに対しIPLは、メラニンだけでなく、ヘモグロビンに作用したり、コラーゲン組織にも作用する光を少しずつ持ってます。
ひとつひとつの光のパワーはレーザーに比べるとマイルドではありますが、一度にシミだけでなく赤ら顔やコラーゲン組織を増やして小じわを改善する効果もあります。
よって、シミも気になるけれど、顔全体のアンチェイジングをしたい方には最適な方法になります。

IPLは光で皮膚を洗うという表現がよく使われるのですが、肌のトーンが明るくなり、ツヤ感やハリ感も実現できます。

当院では、今年の2月から光治療の最先端である、フォトフェイシャルファーストを導入し、多くの患者さまにご好評をいただいております。
これは、レーザーに近いパワーも出せる機器ですので、従来の光治療よりもシミを早く治すこともできます。

また、ホームケアとしてビタミンCローションやハイドロキノン外用剤も取り扱っておりますので、シミ治療をご検討の方は、診察時にいつでもご相談ください。