2013/04/19

院長日記

日焼け対策は万全ですか?

4月も中旬を過ぎました。
もうすぐゴールデンウィークですね。

新しい環境で新生活が始まった方、またそうでない方も張りつめていた気持ちを少し一息できるお休みではないでしょうか?

さて、気候も良くなり、大型連休が始まりますと、屋外で過ごすことも多くなりますね。
今回は日焼けについてお話ししようと思います。

日焼けは日光の紫外線で起こります。
紫外線は関東地方では3月から少しずつ強くなり、6から7月に最も強くなります。
紫外線をたくさん浴びすぎると、 しわやしみなどの皮膚老化を早めたり、将来、皮膚ガンを起こしやすくなることが分かっています。

よって日頃から強い日焼けをしないように気をつけることはとても大切です。
また晴れた日だけでなく曇りの日でも紫外線は降り注いでいますので、春から夏は紫外線対策を万全にしておきたいものです。

紫外線は午前10時から午後2時までが一番強くなります。
よってこの時間帯には長時間屋外で過ごさないように計画を立てましょう。

服装はつばの広い帽子をかぶったり、日傘を利用したり、衣類は、紫外線を反射しやすい白か淡い色のものが好ましいです。
また紫外線防止効果のある洋服も良いでしょう。

ただ、どうしても露出してしまう顔や手、また暑い夏では半袖半ズボンで過ごすことも多いことと思います。その場合は日焼け止めも利用しましょう。

日焼け止めにはSPFやPA表示がありますが、日常の生活ではSPF15~20、PA++、海や山ではSPF20~40、PA++~+++を目安にしましょう。

日焼け止め選びの注意点ですが、「紫外線吸収剤」と呼ばれる皮膚に刺激の強い成分を含むものや香料などが入った日焼け止めは小さなお子様や敏感肌の方、またアトピー性皮膚炎など慢性的な皮膚炎のある方は控えるようにして下さい。
紫外線吸収剤フリー、ノンケミカルと表示された製品をお勧めします。

また日焼け止めの量も適切でなければなりません。
商品によっても多少塗る量は違いますが、目安は顔ではクリームタイプならば真珠玉2つ分、液状タイプならば1円玉2枚分をまんべんなく延ばしましょう。

また、汗を多くかいたり、マリンスポーツなどで濡れた場合はその都度塗り直すことも忘れないで下さい。

大型連休、お天気に恵まれると嬉しいのですが・・・、屋外で過ごされる場合はどうぞご家族揃って紫外線対策を十分整えてお出かけ下さい。