2015/09/05

院長日記

ひげのレーザー脱毛

9月になりました。
8月下旬から突然に涼しくなり、雨の降る日が続きました。
7月下旬から8月上旬ぐらいまでは暑い日が続き、この夏を乗り切れるか心配しましたが、あっという間に秋になってしまった感じです。

さて、当医院では昨年の5月よりレーザー脱毛治療をさせていただいておりますが、ここ最近、男性の「髭のレーザー脱毛」のお問い合わせが多くなりました。
既に当医院でも数十名の方へ施術を行っており、ご好評をいただいております。

今回は髭のレーザー脱毛についてお話ししたいと思います。

「髭が濃い」「毎日髭を剃るのは面倒」「髭を剃った後に乾燥したり、痒みが出たりする」
そういったお悩みや
「髭も一つのおしゃれとして、楽しみたい」
というお声も聞きます。その場合は、残したい部位と脱毛したい部位を決めてもらい、脱毛したい部位のみ照射することも出来ます。

レーザー脱毛は、毛根にあるメラニンという物質に対してのみ、レーザー光を照射し吸収させることにより熱を発生させ、壊す働きがあります。よって、皮表へのダメージを最小限に止めることができます。
毛にはサイクルがあり、現時点で皮膚に存在する毛は毛根がしっかりとある「成長期の毛」と、毛根が少しずつ小さくなっていく「退行期の毛」、そして毛根がほとんどなくなり、抜けていく「休止期の毛」があります。レーザーで反応のある毛は「成長期の毛」ですので、レーザー脱毛を行って一定の期間を過ぎると、前回レーザーをした時に退行期もしくは休止期だった毛が生えてきます。
よって、レーザー脱毛は1回ではなく、効果を出すには数回の施術が必要なのです。

さて、「顔にレーザーを当てると一体どのような反応がでるのか?」一番気になるのではないでしょうか?

反応は個人差がありますが、レーザーを当てた直後は毛穴に一致してボツボツとした赤みが出て、徐々に消えます。また、しばらくほてり感や軽度の痒みが出る場合もありますが、人前に出られないほどの反応が出ることは通常ありません。
ただ、結婚式などの大事な行事の直前は念のために、治療を避けた方が無難でしょう。

その他、先ほども述べたように、脱毛のレーザーはメラニンに対して反応するため、日焼けをした直後では、皮膚にメラニンが増えているので皮膚にも影響が出る場合があります。よって、しばらく皮膚の状態が落ち着くまでレーザーが出来ない場合もありますので、お気をつけください。
そういった意味では、これからの季節は好シーズンともいえるでしょう。

ご興味がある方は、診察時でももしくはお電話でもお問い合わせください。
尚、レーザーの詳しいお話しは、以前の院長日記でも取り上げていますので、ご覧下さい。

http://mizuno-hifuka.sblo.jp/article/101399897.html