2016/09/23

院長日記

飲む日焼け止め

今回は飲む日焼け止めについてお話します。

ここ最近は台風や秋雨前線の影響で雨が多く、中々アウトドアーなレジャーが出来ない気候ですが、9月や10月は運動会があったり、連休もあり、日中紫外線に当たる機会が多い季節ではないでしょうか。

さて、紫外線には UVA と UVB があり、 UVA は長い年月浴び続けることで、光老化を起こし、 UVB は皮膚に急性的な炎症を起こしたり、皮膚の赤み、乾燥を引き起こしたり、将来的にはシミの原因や皮膚癌の原因となることが知られています。

紫外線を浴びると、活性酸素が皮膚に発生します。これが皮膚に様々な炎症を起こす火種になります。
急性的には皮膚が赤くなったり、ひどい場合は水疱になり、あたかも「やけど」のようになることもあります。
また、皮膚にはメラノサイトと呼ばれるシミの原因であるメラニンを作る細胞があります。
紫外線を浴びると、皮膚を守るべく、メラニンをどんどん作り出し、皮膚は黒くなっていきます。
皮膚が生まれ変われば、作られたメラニンは皮膚の外に追い出されて皮膚の色はまた元に戻りますが、生まれ変わりの悪い部位は「シミ」になります。

飲む日焼け止めは、 これらの炎症を抑える成分が含まれています。
ビタミンCを多く含むシトラス成分やローズマリーの葉から抽出されたエキスにより、活性酸素を除去したり、メラニンを作りにくくする効果があります。
その他皮膚の保湿成分の一つ、ヒアルロン酸を多く含む「プロテオグリカン」「白クラゲエキス」、必須アミノ酸の18種を含む「シルクペプチド」、漢方薬の成分としても使用される「葛花」などにより、皮膚の炎症を抑えたり、紫外線によって痛んだ皮膚組織の再生を促します。

この薬は1日1回の服用で24時間の効果があります。
また、国内生産で植物由来成分ですので、安心して服用できます。

もちろん、10年以上の研究がなされ、有効性が科学的に証明されていますので、効果もしっかりあります。

当院ではお試しの7日分と30日分のご用意があります。

ご購入ご希望な方や、詳しい薬の内容をお聞きになりたい方は、診察時にお申し出ください。