2020/08/20
院長日記
仕事先や隙間時間で診察が受けられる「オンライン診療」
今年の猛暑はいつまで続くのでしょうか。
梅雨が開けたのが8月初め。
そこから一気に気温が上がり、ジリジリとした強い紫外線に高い湿度。
追い打ちをかけるように外出時はマスクをつけなければならない今日この頃。
体への負担は計り知れませんね。
さて、今回は前回に続き「オンライン診療」について具体的にお話します。
「オンライン診療」はご家庭のパソコンやご自身のスマホ上で医師の診察が受けられます。
薬の処方が必要な場合には、処方箋がお手元に郵送されます。
仕事の休み時間や隙間時間で受診が可能です。
また、当院へ足を運ばずとも、時間の予約も出来ますので、待ち時間がほとんどありません。
「オンライン診療」が可能なのは、「再診」の患者さんです。
かつ「前回の診察時と多少は症状の変化があったとしても、比較的症状は安定している状態」であれば問題ありません。
以下に当てはまる患者さんは「オンライン診療」をご検討ください。
「慢性蕁麻疹」
「アトピー性皮膚炎や慢性的な皮膚疾患(乾癬など)で外用のみ、もしくは外用と内服薬で治療中」
「ニキビ」
「アレルギー疾患(例:アレルギー性鼻炎)で内服や点鼻点眼などの外用で症状が安定している」
その他、
「皮膚の状態が安定はしているものの、外用や内服治療が継続的に必要な状態」
「足白線(足水虫)爪白癬(爪水虫)と診断され、治療中」
「プロペシア、ザガーロなどのAGAの治療」
(例外として、爪白癬の内服薬治療中やAGAの治療中では、採血検査が必要な事もあります。その場合は当院に受診をお願いする事もあります。)
以下に当てはまる方は直接受診をお願いいたします。
直接的な治療が必要な
「イボ治療」
「紫外線治療」
「水いぼの摘除」
その他
「痛みや発熱があり、急性的に悪化している」(例:蜂窩織炎などの感染性疾患)
「急性的な症状が出ている」(例:急性蕁麻疹、アレルギー、とびひ)
「チャドクガや蜂など毒のある虫に刺された」
「急激に悪化している」(例:ヘルペス、帯状疱疹)
(例外として、口唇ヘルペスが定期的に出る方で、内服薬で安定される方はオンライン診療で問題ありません)
「オンライン診療」を開始される際は、一回当院へ受診頂き、専用のQRコードのお渡しとオンライン診療のアプリのダウンロードが必要です。
「オンライン診療」にはそれにかかる費用として一律1100円がかかります。
(ご家族で利用される場合も、お一人につき1100円かかります)
(自治体の手当のあるお子様も同様に1100円かかります。)
最近当院はかなり混み合っており、皆様には大変ご迷惑をおかけしております。
「オンライン診療」を取り入れる事で、受診される方の待ち時間の解消や直接受診されるご負担を少しでも減らそうとの取り組みです。
もちろん、「コロナ感染予防対策」の取り組みでもあります。
「オンライン診療」でもフォローが問題ない方には医師から直接お話もさせていただいてもおりますが、
「オンライン診療」をご希望の方やご興味のある方はスタッフや医師にお話しください。